記憶を消して伊津村陽花と出会い直したい

ツイッターに書いてたら長文になりそうなのでブログを開設しました。

 

駄文にお付き合いいただけましたら幸いです。

 

声優の交代でいうのはまれによくありまして、後任を選ぶ制作者の方々及び後任を受ける声優の方というのは相当なプレッシャーだと思います。すでにキャラの声のイメージがファンの中にはあるわけですから。しかし、声というものは似ていることはあっても全く同じことはありません。ですので必ずしも前任者を真似る必要はなく、むしろそのキャラクターらしい演技にすることが大事だと誰かが言ってた気がしますが、その通りだと思います。

一番僕の中で最初に思い浮かぶのは、アイドルマスター萩原雪歩役が長谷優里奈(=落合祐里香)さんから浅倉杏美さんに変わったことです。とはいっても僕は大体その前後にアイマス沼に嵌り始めたのですが当時はニコニコで家庭用の美希コミュとか見まくって2828してたくらいで本格的に全キャラしっかりと知ったのはアニマスのころからなんですよね。アニメ時点ではあずみんの声だったのでいわばあずみん世代です。ですので、2人の声があるという前提のまま雪歩を知ったということになります。

最近ではお向かいのSideMだったり、シンデレラボーイ武内君がアナ雪出演だったりとあり、オタクをやってる中知ってるコンテンツ・声優さんの交代は増えてきました。

しかし、自分が現在進行形で追っている・推しているコンテンツ・キャラでこういったことが起こるのは今まで経験がなかったということになります。

 

そして、そんな中僕が最近ハマっているコンテンツであるRe:ステージ!のオルタンシア・伊津村陽花役の花守ゆみりさんの卒業が発表されました。

これは本当に衝撃でしたね。アニメが終わってこれからというタイミングでの発表。特に僕はオルタンシアの2人が好きだったので驚きを隠せませんでした。とはいえ花守さんの事情を踏まえれば暖かく見送るべきですし、実際3rdライブでは最高のパフォーマンスを見せてくださいました。アイノウ・アイノウやばかったです。(語彙力)

 

そして先ほども申し上げた通り、後任選びというのは大変難しかったと思います。

そんな中先日、嶺内ともみさんが新たに就くことが発表されました。

この件について僕のブログのタイトルだけだとなんだこいつは批判したいのか!? と捉えられかねないですが違います。僕はとても嶺内さんの声はとても陽花らしくよいキャスティングであったと思います。最初名前だけ見たときはアイムじゃんとかガンガンGAじゃんとか思ったのは内緒。

 

以下が公式のTwitterに乗っている音声の文字起こしです。もう100回くらいリピートしてるので流石に覚えちゃいました。

オルタンシアの伊津村陽花です。もっともっと楽しくオルタンシアの歌を届けていくので、よろしくお願いします。紫ちゃん、これからも一緒に頑張ろうね。

 「楽しくオルタンシアの歌を届けて」のあたりはとても花守さんの雰囲気に近いですね。

「紫ちゃん」と呼びかけるあたりの「ちゃん」のはね方は新鮮に感じました。嶺内さん特有の表現のように感じます。とてもゾクッきました。いい。

 

これを聞いた時、演技では納得しました。これはこれでありだと。なるほどこうきたかと。もし、はじめて聞いた声がこの声だったら全く違和感がなく馴染めたと思います。

 

そう、はじめて聞いた声だったら、です。

 

僕は以前の陽花を知っているため、今までの声の置き換えることはできない、と感じました。演技は陽花といえるが、しかし今までと何かが違う。僕の中の「陽花」が「陽花」 と「陽花」に分離してしまったような感覚です。キャラクターに思い入れがあった分はじめて感じた感覚でした。

今現時点で僕が感じているだけで、今後は徐々に1つの陽花に統合するのか、それとも2つの陽花が維持し続けるのかは わからないです。

 

少なくとも、Re:ステージ!という作品に出会ってオルタンシアの2人に出合って、伊津村陽花という子に出会ってその出合った当初に聞いた声が花守ゆみりさんだったことは幸せであり、反面その別れという悲しみも味わいました。

 

例えるなら生みの親と育ちの親が違う子供といったとことでしょうか。もしそうった境遇の方が読んでいらしたら大変失礼なこと言っているかもしれないですがご容赦ください。

そういった場合、物心ついてまもなく義親に引き取られた子供であれば実親と引き離された記憶は残っているでしょう。ただ、引き離されたことが幸か不幸か。一見、引き離されたことだけを見れば不幸かもしれないですよね。しかし義理の親に実親と同じかそれ以上のたくさんの愛情を注いで育ててくれた場合はきっと幸せでしょう。

 

タイトルに戻りますが、記憶を消して陽花と出会い直したいと書きました。その思いは変わりません。育ての親が生みの親であることに越したことはないからです。ただし、その一方では、出会ってから今までの記憶も消したくないという思いがあることも確かです。もう二度と会えないのはわかってても、出会いから別れまでの短い日々もとても楽しかったからです。

 

 

結論として、僕は伊津村陽花と出合ってから今までの記憶を保持したまま、記憶を消して伊津村陽花と出会い直したいということになりますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

...何言ってんだこいつ